通信制高校と全日制高校の違いは何かと聞くと色んな答えがかえってくると思いますが、私は「自由」と「平均」だと思っています。
通信制高校は何もかも自由
通信制高校の、特に私立校のスタイルは本当にたくさん種類があるので、どれをどのように選ぶかによって同じ学校に通っていても、どんな学校生活になるかは違いがどんどん出てくるでしょう。登校日数も週5日から月1回以下と多様ですし、選択コースなどによっても当然違いは出てきますね。なので、通信制高校に在籍している時間の中で何を学び、何を得て、何を掴めるかは自分次第なのです。何も出来なくても何をしても、全ては自分の選択がもたらしたものです。まさに正しい意味での「自由」ですね。
自由は怖くて楽しい
一方で全日制高校なら「全国の16~18歳が学んで経験しておいた方が良いと思われること」という「平均値」に基づいたカリキュラムに従った時間割と年間予定に従います。その「平均値」にプラスアルファで各学校の特色があるという程度なので、全日制高校なら何もしなくても全国の平均値に近い人間になれることはほぼ約束されているようなものです。だからといってそれが良いとか悪いとかはもちろん言えません。自由度が高ければ「皆が普通なら知っていることを知らない」という危険性も高まってしまいます。しかし逆に「皆が普通は知らないようなことも知っている」ということにもなります。怖いけれど楽しい。それが「自由」です。この中で何を掴むかわくわくしませんか?
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