通信制高校の卒業率は年々上がっているそうです。私立の通信制高校の多くが、卒業率や進学率などを数字でホームページにも明記しています。これと同時に注目を集めているのが、高校生を持つ世帯の就学支援金です。年収が910万円以下という制限がありますが、利用できる家庭ではどうなるのでしょう？
通信制高校の卒業率と授業料
通信制高校の卒業率と授業料は、密接な関係があると考える人もいるそうです。通信制高校では多くの場合、スクーリングをサポート校で行うなどの工夫を行っているところが増えているといわれています。そのため、生徒に対して細やかなサポートを行う分だけ、授業料も上がってしまうということになるのです。1単位の値段で決まることになります。
1単位4812円、74単位分が支給
通信制高校の場合は生徒によって取得する単位の数や、出席する校外学習でも学費が変わってきます。就学支援金はサポート校では適用されませんが、通信制高校の単位は1単位4812円分まで、卒業に必要な最低単位の74単位分が支給されるそうです。集中スクーリングなどに参加する場合は、別途で費用は必要ですから、イベント参加などでどのくらいかかるかを聞いてみるといいでしょう。