通信制高校に通い始めてから気づいた新しい自分というテーマで体験談を募集し、その中から今回は吃音癖に悩んでいた男の子からの実体験をご紹介します。
通信制高校で週1日から始めた
僕は山梨に住む通信制高校に通って2年になる男子高校生です。1年生の時は全日制の高校に通っていましたが、吃音癖があるせいでいじめを受けるようになってしまい3か月ほど登校拒否した後で山梨県内にある通信制高校に転校しました。今の学校に決めた理由は学校説明会の時に「今までよく頑張ったね」と言ってもらえたことでした。ここでしっかり頑張ろうと思いながらも、まだどうしても人が怖くて、けれど元々あまり頭良くなかったので一人で勉強するのは無理だと思い、週1日の個別指導を受けるコースにしました。先生はとても優しく、僕がどもってしまって上手く質問出来なくてもゆっくり話を聞いてくれて、勉強もしっかりすることが出来ました。
実は勉強が好きだった自分を見つけた
今まで自分の吃音癖が嫌で人前で発言することが苦手でした。だから授業で分からないことがあっても聞けずにいて、自然と勉強に対するやる気がなくなっていっていただけで、僕は勉強することが意外と楽しいと感じる人間だったのだと気付きました。自分で自分を決めつけていただけで自分に適した環境ならちゃんと出来ることもあるのだなと教えてもらえたことが、通信制高校で学んだ一番大きなことだと僕は思っています。
通信制高校の卒業率を徹底に比較するサイト比較くん