私の知人で中学しか出ていなかった人ですが、色々な事情でそのまま働きに出た女性がいました。その人はいろいろな悩みを抱えていたようで、その脱出方法として、人生の目標を決めて歩き出しました。それはまず高校の卒業資格を得るために通信制高校で勉強し始めたのです。ある程度はお金を貯めていたようですが多分アルバイトをしながら学んだのでしょう。それで何年か後に通信制高校を卒業すると、そのまま大学を受験して受かってしまったそうです。それで今度は大学に行きながら、必死で勉強して、その大学の助教授になったということを聞きました。普通ならば中学を出て、そのまま結婚し子供を作り一生を終わるという道筋ですが、その道は取らずに自分の人生を進んだのですね。それを助けたのも通信制高校です。だいぶ昔の話なので、その頃は特に珍しかったでしょう。その後はどうなったかは知りませんが、よく人生を生きたということですね。そのように本人次第で通信制高校は利用できるのです。